筋トレで成功するアスリートと成功しない人の差は何が違うのか?
筋トレとパフォーマンスの関係に悩むすべてのスポーツ選手へ
「もっと上手くなりたい」「強くなりたい」と願う人のために、パフォーマンスがアップする筋トレ法が書籍化されました。
オリンピックメダリストや世界的アスリートを指導してきた著者が自ら実践し、弟子たちにも指導するレフ筋トレをついに一般公開。
パフォーマンスに悩むスポーツ選手は、レフ筋トレで思い通り、軽快に動ける喜びを味わうでしょう。
パフォーマンスが改善する筋トレの理論をあなたの手元に 。
動画もあるので、実践もできます。
『レフ筋トレ 思い通り動ける体をつくる』はトップアスリートを目指す人なら、必ず読むべき本です。
この本を読めば、次のことが理解できます。
- 高岡先生が1980年代に筋トレブームへ警鐘を鳴らした理論的背景
- 良い筋トレと悪い筋トレとは何が違うのか
- 筋力トレーニングでパフォーマンスを上げる人がと上げられない人の違い
- 1980年代後半から2000年頃の日本の金メダル獲得数と誤った筋トレの相関関係
- トップアスリートは、どのような意識でトレーニングに取り組んでいるのか
- どうすれば、トップアスリートのようなトレーニングができるようになるのか…
トップアスリートを目指す人にとって非常に有益なトレーニングが紹介されていますが、筋力の負荷自体は軽いので、一般の人でも十分できます。
私自身、プロスポーツ選手やスポーツ指導者へ十数年教えた経験上、何度もうなづきながら『レフ筋トレ』を読みました。
例えば、
P42「現在のスポー科学やスポーツの世界では、要素主義の考え方はかなり廃れてきています。(中略)要素主義に基づいたトレーニングを行った結果、かえってパフォーマンスが低下するという現実に各指導者や選手が直面したためでもありました」。
高岡先生が紹介する実例は、ほんの一部で、実際は有名選手のメディアに載らないけれど、業界内では知られた話を私もトレーニング指導の折、聞くことがあります。
「☓☓選手が若くして引退したのは、指導者が早くから筋トレをさせたから」
「〇〇選手の筋力はプロの平均以下、でも皆全く勝てない」
「△△選手は筋力はついたけど、トレーニング以前にできたことができなくなってしまった」
まさに、あるあるです。
P62「プロ野球の世界では、単なる筋力はアドバンテージにならないのです」。
野球以外のスポーツでも同様で、そもそもプロになるような選手たちのほとんどは筋力トレーニングをかなりやり込んだ上でプロになっています。
単なる筋トレ(ラフ筋トレ)では、これ以上伸びない/多少伸びてもたかが知れていて、それを超えたものを探して、私の元へゆる体操、ゆるトレーニングを習いにくる選手が何人もいました。
P65「超一流選手は必ずレフパワーを身につけている」
私の指導経験でも選手のレベルが上がれば上がるほど、筋力のレフ化は進むと断言できます。
ある日、私の教室に来ていたプロ選手から「〇〇選手(オリンピックで入賞)から先生(私)と同じことを注意されました」と言われたことがありました。
その選手と一緒にウエイトトレーニングをしていたところ「その身体のポジションだと、単に重いものを上げるのならいいけど、競技にはつながらない」と修正されて、それが普段、ゆる体操教室で私が指導しているNG例/正しい例と全く同じだった、ということでした。
オリンピックでメダルを狙うクラスになると、ラフ筋トレでは到達できないことを自覚していることがわかる例でした。
唯一の欠点というか、惜しいところはプロのスポーツ選手の中には結構、本を読むのが苦手な人がいるため、本書を読破できない人がいるかもしれないことですw
活字が苦手な方は、公認のゆるケアサイズ指導員から、ゆる筋トレの指導を受けると理解が進むので、教室を探すことをおすすめします。
*注(正会員)がゆるケアサイズ指導員の可能性が高いです。
『レフ筋トレ 最高に動ける体をつくる』はトップアスリートを目指す人、仕事や日常生活をトップアスリートクラスのパフォーマンスで実現したい人への手引書となる一冊です。
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